アルプスアルパインが自動車向け通信モジュールをサンプル出荷、5G用無線アクセス技術に対応

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車載用通信モジュール「UMNZ1シリーズ」

アルプスアルパインは、第5世代通信(5G)用無線アクセス技術「5GNR」に対応した自動車向け通信モジュール「UMNZ1シリーズ」のサンプル出荷を始めた。

車が交通インフラや他車、歩行者などと通信して相互連携する「V2Xシステム」と5Gを組み合わせるための部品として提案する。車の通信を集中制御するテレマティクス制御ユニット(TCU)などでの利用を想定する。

UMNZ1シリーズは自己発熱を抑え、実装後のセット内部での放熱性能を考慮した独自構造を採用した。これにより安定した性能を発揮するとともにモジュールの平たん度を制御する。地域ごとで異なる周波数帯に対応したコンパチタイプで、顧客の開発工数削減に貢献する。

国際標準化団体の3GPPの規格に準拠した。サイズは幅60ミリ×奥行き60ミリ×高さ4・5ミリメートル。

V2Xシステムに5Gを活用することで、交通状況をナビゲーションシステムにリアルタイムに反映したり、高解像度の動画を即時にダウンロードして車内のディスプレーで楽しんだりできる。


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日刊工業新聞2021年3月23日

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