三菱商事がカナダの天然ガス関連のファンドに参画、環境技術に投資           

  • 0
  • 5

三菱商事は、カナダの100%子会社を通じて、カナダ・ガス協会が設立したナチュラルガスイノベーションファンド(NGIF)へ参画した。NGIFは天然ガス関連分野で環境に配慮した新技術の研究や開発を行う中小企業、スタートアップに資金提供を行っている。三菱商事は参画により今後、環境関連の新技術に関する研究や開発、その事業化に対してNGIF参加企業と共同で投資していく。

子会社のシェールガス事業への投資を行うカットバンク・ドーソン・ガス・リソーシズ(CDGR、アルバータ州カルガリ市)がNGIFに参画した。CDGRは、モントニー地域でシェールガスを中心とした天然ガス開発プロジェクトを推進するカットバンク・リッジ・パートナーシップ(CRP)の権益を40%保有する。

三菱商事は、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、マレーシアのペトロナスなどとカナダにおける天然ガス液化事業にも参加している。シェルやペトロナスも現地法人がNGIFに加わっている。

NGIFは天然ガスの“上流”にあたる生産者が加盟するセクターと、輸送・供給・販売会社などが加わるセクターの合計12社で構成。今回、CDGRは上流セクターに加わった。

NGIFは、カナダ国内で天然ガス、二酸化炭素(CO2)回収・利用・貯蔵(CCUS)などのCO2削減、水素に関連する技術の商業化やスケールアップを目指す取り組みに対し、開発資金を提供している。これまでにスタートアップへの投資約40件の実績がある。

日刊工業新聞2020年3月19日

キーワード
三菱商事 NGIF

関連する記事はこちら

特集