最大1000リットルの容積に対応! デンソーの「持ち運びできる冷凍機」

ヤマト運輸と共同開発

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「D―mobico(ディー・モビコ)」

デンソーは25日、小型配送車などに乗せられる持ち運び可能な冷凍機「D―mobico(ディー・モビコ)」をヤマト運輸と共同開発したと発表した。電子商取引(EC)の拡大により増えている、食品や医薬品といった温度管理が必要な製品の配送ニーズに対応する。すでにヤマト運輸の配送車両への導入を始めており、今夏に製品化し正式発売する計画だ。

同製品は断熱箱に冷気を送ることで、箱内を冷凍の場合はマイナス20度C、冷蔵の場合は5度Cに保てる。モバイルバッテリーとAC電源で駆動し、バッテリーでの連続稼働時間は約8時間。価格は一般的な小型冷凍機と同等とした。断熱箱は顧客の仕様や用途に応じて形状や大きさを選べる。素材の改良などが必要だが、最大1000リットル程度の容積に対応できるという。ヤマトの運送や利用方法の知見を活用した。

デンソーは従来、冷凍専用車向けの据え付けタイプの冷凍機を手がけており、小型冷凍機の製品化は初めて。配送業者に加え卸業者など、食品や医薬品の小口配送ニーズの取り込みを図る。

日刊工業新聞2020年2月26日

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