エヌビディア製の半導体搭載の産業用コンピューター、コンテックが培ったハード技術でスペックに応える

1台でAIシステム開発

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2月に発売する産業用コンピューター

コンテックは、米エヌビディア製の半導体を搭載した産業用コンピューター「DX―U1100シリーズ」を、2021年2月に発売する。アプリケーション(応用ソフト)開発から現場への設置までを1台で一貫して実現でき、人工知能(AI)技術を活用したシステム構築を後押しする。工場自動化(FA)における画像検査システムなど、幅広い分野のエッジコンピューティング向けに提案する。

搭載したのはエヌビディアの半導体モジュール「Jetson Nano(ジェットソン・ナノ)」。同半導体は、AIの推論実行環境として採用が広がっている。汎用コンピューター製品に搭載したのは、国内メーカーとして初とみられる。

同半導体を使ったアプリ開発は、専用の開発キットを使うのが一般的。そのため現場に設置する際は、基板を組み込んだコンピューターを別途用意する必要があった。今回、汎用製品とすることで、開発から現場設置までを同じ製品で対応可能となる。21年4月には、より高性能の「Jetson Xavier(ジェットソン・エグゼビア)NX」を搭載した上位モデルも投入予定。両モデルで年1000台の販売を目指す。

エヌビディアはGPU(画像用演算処理装置)で成長したが、近年はCPU(中央演算処理装置)とGPUを組み合わせた製品展開で、性能を高めている。ただ、高性能化が進むと放熱設計などハードウエア面の対応もより求められる。コンテックは長年培ったハード技術でエヌビディアの進化に応える考え。

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