四足歩行ロボ「Spot」を建設現場に! 鹿島、竹中らが共同研究に合意

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屋外、造成現場の路面を走行する四足歩行ロボ

鹿島、竹中工務店、竹中土木(東京都江東区)は、ソフトバンクグループ傘下の米ボストン・ダイナミクス(BD)製四足歩行ロボット「Spot(スポット)」を建設分野で実用化するための共同研究を開始することで合意した。

3社は個別に同グループと、実用化に向けて実証実験を進めているが、歩行性能や通信環境の整備などで課題が残されている。このため、3社で取り組むことで早期実用化を目指す。

四足歩行ロボットSpotは、BDが開発した自律走行ロボット。障害物を回避しながら、階段や傾斜地も歩行できる高性能ロボット。少子化による建設現場の人手不足を解消するツールとして期待されている。ただ建設現場は地形が複雑で、作業環境が厳しく、さらなる改善が必要になっている。このため、3社は互いのノウハウの活用と効率的な検証を行い、早期の実用化につなげる。

今後の検証課題は確実な動作を実現する環境の構築で、ソフトバンクグループと最適な通信環境を構築する。さらに、遠隔地から現場の確認や作業員との意思の疎通に、自動巡回による作業の進捗(しんちょく)、記録、点検機能などの検証を進める。これにより建設現場の管理業務の負担軽減を図る。

2018年6月以降、3社は個別にソフトバンクグループと建設現場の活用で実証実験を進めている。

日刊工業新聞2020年12月8日

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