シーテックがドローンで攻勢! 太陽光発電向け点検事業を全国に拡販

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シーテックが太陽光発電設備の点検事業向けに配備しているドローン

シーテック(名古屋市瑞穂区、仰木一郎社長、052・852・6911)は、飛行ロボット(ドローン)とクラウドを組み合わせた太陽光発電設備点検に乗り出す。赤外線カメラ搭載のドローンで検査し、結果をクラウド上のデータセンターに保存する。エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)と連携し、検査報告書の作成まで即時に一貫で行うのが特徴で、全国で拡販する。

ドローンを用いた太陽光発電設備点検では、赤外線カメラを用いてパネル部分の温度差で異常を発見する。高温や発熱している部分は、インターコネクターの断線、コネクターやケーブルの損傷、ガラス割れなどの可能性があり、精密検査が必要な箇所として画像や図面などで示す。精密検査の必要がある異常の箇所などを報告する検査報告書に記載する。

太陽光発電設備以外の設備点検や、点検以外の用途でも顧客を開拓する。送配電や変電などの電力設備、工場の屋根、橋、煙突、無線基地局などの点検を想定する。

さらに災害時の道路や土砂崩落箇所などの状況確認、レーザー測量、電線・通信線の延線などの用途での需要を見込む。

太陽光発電設備以外の設備の点検事業と合わせてドローンは3機種8台、操縦技能者17人、安全運航管理者は7人の体制。受注増や性能向上などを見極め徐々に増強する方針。

シーテックは中部電力のグループ会社で、自社でも太陽光発電設備を所有している。自社設備の点検で築いたノウハウを強みに攻勢をかける。

日刊工業新聞2020年11月11日

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