AIロボが顔認証で3秒で出欠確認!精度は99%以上

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顔認証にかかる時間は3秒とスムーズ

プレンロボティクス(大阪市北区、赤沢夏郎社長)は、顔認証による出欠確認機能を搭載した小型の人工知能(AI)ロボット「PLEN Cube(プレンキューブ)出欠管理版」を発売した。同製品に先駆けて発売した「健康チェック版」と合わせて、2020年度内に1000台の販売を目指す。教育機関や医療施設で業務効率の改善効果が期待でき、200台の納品が決まっているという。

仕様にもよるが、1台当たりの価格は8万1000円(消費税抜き)から。ロボットに顔を近づけると、あらかじめ登録した顔写真と照合し出席を確認する。出欠情報はクラウド上で自動管理され、教員が出席簿を入力する手間が省ける。

11月上旬にも同製品の運用を始める大阪滋慶学園大阪ハイテクノロジー専門学校(大阪市淀川区)の安達隆之教務副部長は「ロボットの汎用性が高く、業務改善につながる」と期待。同校では新型コロナウイルスの感染対策として検温可能な健康チェック版を運用したのを機に、出欠管理版の導入を決めた。

顔認証にかかる時間は1人当たり3秒で、精度は99%以上。試験運用で同製品を利用した生徒は「あらかじめ(ロボットにより)出欠確認することで授業時間を長く確保できる」と評価した。

プレンロボティクスは今後、他社と共同で顔認証による荷物管理システムや高度なセキュリティー機能を持つスマートロックを開発する計画。赤沢社長は「中小企業などでも導入しやすいロボットを開発したい」と話す。

日刊工業新聞2020年11月6日

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