顔認証で非接触検温と勤怠管理、AIシステムで効率化を測る

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「AIサーモチェッカー」のディスプレー

JMインターナショナル(前橋市、金泉社長、027・226・1985)は、勤怠管理機能を備えた人工知能(AI)顔認証検温システムを8月に発売する。マスクを付けたまま体温を非接触で測定し、音声で熱の有無などを知らせる。新型コロナウイルス対策と勤怠管理の業務効率化に役立つツールとしてオフィスなどに売り込む。消費税抜きの価格は59万8000円。年間300台の販売を目指す。

発売する「AIサーモチェッカー」は、中国航天科工集団(北京市)が開発したAI顔認証検温システムで、建物の入り口などに設置して使用する。赤外線カメラを搭載したタブレット端末で従業員や来訪者らを認識、体温を測定。設定温度に応じて入室の可否を判別し、「通過してください」などと音声で知らせる。

測定精度の誤差はプラスマイナス0・3度C以内で、事前に登録できる人数は最大10万人。勤怠管理ソフトウエアを内蔵しており、AIによる顔認証で対象者の入退室状況を記録する機能がある。パソコンと連結させれば、一覧化した勤務状況を画面上で確認できる。

同社は、訪日外国人客(インバウンド)向けの医療ツーリズム支援事業などを手がけている。新型コロナ対応で、施設への人の出入制御を通じて安全性確保を図りつつ、勤怠管理などの業務効率化にも役立つ検温システムのニーズが広がると判断。日本での総代理店としてオフィスや医療機関、教育機関などに広く導入を提案する。

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