AIがブドウの外見を評価!統一化・標準化目指す

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巨峰やマスカットを撮影して深層学習で判定する

シブヤ精機(浜松市東区)は、ブドウの外観を評価する人工知能(AI)モデルを開発した。ディープラーニング(深層学習)でマスカットや巨峰を評価する。従来は人が品評してきたがAI活用で評価の統一化や標準化を目指す。

巨峰やマスカットを撮影して深層学習で判定する。農協での品評データを学習させた。ブドウの房と粒を検出して、粒ごとに「秀」や「優」と判定する。粒の検出率は8割ほど。1秒当たり10個の処理ができる。

ブドウの品評は実の大きさやそろいぶり、実の密集度や配置を評価する。画像処理の定型的な判断では品評が難しかった。深層学習はデータをそろえれば、人の評価の感性的な部分を吸収できる。

現時点ではブドウをフィルムで包むと評価が難しくなるなどの課題がある。各産地での評価基準も変わるため、各産地でデータを集めてAIに反映する必要がある。

この過程でブドウの品評ノウハウがAIに落とし込まれ、標準化されると見込む。AI化で、公平で一貫した評価になると期待する。

AIによる外観評価はシステムの一部。同社は前後の搬送系などを含めたロボットシステムとして提案していく。

キーワード
AI

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