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天候による価格変動にも対応!三井住友海上がLooopと共同で事業安定化へ

三井住友海上火災保険は、独立系新電力のLooop(東京都台東区)と共同で、天候デリバティブ商品を開発した。気温と日射量の両指標の変化をみる電力業界初めての設計を採用した。リスク管理を多様化することにより、同社の事業安定化につなげる。

天候デリバティブ商品は、あらかじめ契約で定めた指標と実際の気象現象によって生じた指標との乖離(かいり)分に応じて金銭の受け取りを行う金融商品。電力事業は気温や日射量の変動によって需要や発電量が変化し、調達価格や販売価格が変動するリスクがある。複数の指標を定めることで、収益リスクを低減する。

Looopは2011年設立。再生可能エネルギーの最大普及を目指している。太陽光発電パネルを工場や商業施設の屋根に設置し、発電した電力を一般の電力料金よりも安く供給するサービスを提供している。

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