英社のノーベル賞予想、今年はがん研究会・中村氏と東大・藤田氏に!

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がん研究会がんプレシジョン医療研究センターの中村祐輔所長(右)、東京大学大学院工学系研究科の藤田誠卓越教授

英調査会社クラリベイトは23日、ノーベル賞受賞の有力候補者として新たに24人を発表した。日本人では生理学・医学分野でがん研究会がんプレシジョン医療研究センターの中村祐輔所長(67)、化学分野で東京大学大学院工学系研究科の藤田誠卓越教授(兼分子科学研究所卓越教授、62)を選んだ。

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中村所長は遺伝的多型マーカーを開発し、これを応用して個別化がん治療の先駆けとなった。藤田教授は自己組織化物質を創成し、超分子化学に貢献した。

同社は同日、学術論文の被引用件数などから優れた研究者を選ぶ「引用栄誉賞」の2020年度受賞者を発表し、中村所長や藤田教授が受賞した。同賞は「ノーベル賞の登竜門」とも言われ、これまでに54人の受賞者がノーベル賞を受賞した。

同日の会見で引用栄誉賞受賞について中村所長は「遺伝子の多様性に光が当たり、違いを認識する社会になってほしい」と述べた。藤田教授は「自己組織化をモノづくりに生かすための社会連携の理想的なスキームづくりを目指す」と今後の抱負について語った。


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日刊工業新聞2020年9月24日

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