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資生堂、コロナ響き化粧品低迷。ECで巻き返しなるか

資生堂は6日、2020年12月期連結業績予想を発表し、売上高が前期比15・8%減の9530億円、営業利益が0円、経常損益が65億円の赤字、親会社株主に帰属する当期純損益が220億円の赤字になるとの見通しを示した。新型コロナウイルス感染拡大による入国制限でインバウンド需要が激減するなど、国内の売り上げ減が大きく影響した。

単位億円、増減率%、下段通期見通し、▼は赤字・マイナス。配当の上段カッコ内は前の期の実績、下段通期見通し

下期はマスク着用に対応した製品を展開する。オンラインカウンセリングやEC(電子商取引)の活用も進める。回復傾向にある中国市場の売り上げ増も見込む。

魚谷雅彦社長は「厳しい経営状況に強い危機感を持っているが、改革を続行する。23年には完全に収益を回復させたい」と話した。

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