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社宅をリノベしてオフィスに、「アクスル」という名に込められた意味

社宅をリノベしてオフィスに、「アクスル」という名に込められた意味

ビジネス創出の場として期待されるアクスル御茶ノ水のシェアオフィス

東京都内にトヨタ自動車の社宅をリノベーションして生まれた新しいオフィス「アクスル御茶ノ水」(千代田区)がある。ここに7月から、トヨタ子会社のトヨタコネクティッド(TC、名古屋市中区)が技術革新を創出する新拠点を構えた。

地上6階、地下1階の建物内にはTCのほか、ベンチャー企業も入居する。室内デザインは白と黒を基調にした。入居企業のオフィス以外に、モニターやホワイトボード、机、椅子がすでに用意された個室事務所などがある。シェアオフィスやイベントスペースも確保する。

アクスルの意味は「車軸」。トヨタグループなどの大企業とベンチャー企業の交流を促進させるのが目的だ。多様な背景を持つ人びとの出会いから、新しいビジネスを創出するサイクルを回し続ける場として期待される。

日刊工業新聞2020年7月17日

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