ジェイテクトがパワーアシストスーツ拡充!おむつ交換負担を9割以上軽減

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介護作業に利用できる低出力モデルの「J-PASフレアリー」(イメージ)

ジェイテクトは、作業時の腰部の負担を軽減するパワーアシストスーツを拡充する。2021年に介護作業に使える衣服型の低出力モデルを新たにラインアップに加えるほか、従来に比べ小型化した中出力モデルも市場投入する。倉庫などでの重量物の運搬や掘削作業、介護など幅広い種類の重労働に対応できるようにして、利用者の拡大を目指す。

パワーアシストスーツ「J―PAS(ジェイ・パス)」は、新規事業の一環として自動車用電動パワーステアリングやロボット技術を応用して開発された。工場や倉庫などで重い物を上げ下げする場合に、腰への負担を約半減できる。

すでに発売している高出力モデル、中出力モデルに加え、介護作業時用の低出力モデル「J―PASフレアリー」を21年に投入する。衣服型にして着脱しやすくしたほか、人を抱きかかえる際に痛くないようにフレームをなくした。中腰姿勢から身を起こす際に背部の制御部でベルトを巻き上げ引っ張るようにして動作を支援する。動作支援の仕組みを改良しフレームレスを実現した。ベッドからの移乗介助や入浴支援といった場面での利用を想定する。

重さは中出力モデルの5分の1となる0・8キログラムで、コストも従来の中出力モデルに比べ、3分の1―4分の1程度に抑えて導入しやすくする。実証試験ではおむつ交換作業の負担を、9割以上軽減できたという。

21年に発売する改良版の中出力タイプ「J―PASランバス」は、従来に比べアシスト制御部分を小型化。着脱性能を向上したほか、狭い場所での作業や開脚など、より多彩な動作に対応できるようにした。15キロ―20キログラム程度の物を持ち運ぶのに適しており、スーツケースの積み込み作業や工事現場の掘削作業などに利用できる。

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