球体ドローンが下水管内部を飛ぶ!検査を実施
ブルーイノベーション(東京都文京区、熊田貴之社長、03・6801・8781)は、静岡市上下水道局の依頼を受け、同市駿河区内の下水道管きょ内部の点検を、球体飛行ロボット(ドローン)で実施した。
使用したのは「エリオス2」で、撮影性能や操縦性を大幅に向上した機種。該当の検査場所は下水道合流区域の幹線で汚泥が縦断的に堆積しており、点検孔がふさがれて換気ができないのと、人力作業だと硫化水素発生も懸念されることから内部状況の把握が課題になっていた。
今回の調査ではエリオス2の安定飛行やカメラ、距離センサーの新機能により、配管の状態を鮮明に確認でき、今後の維持管理の方針決定に貢献したとしている。
日刊工業新聞2020年2月14日