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ふかふか芝生、いすテーブルもアウトドア仕様の「グランピングオフィス」

グランピングオフィスで社内活性化―。計測機器を主力とする専門商社の三弘(名古屋市昭和区、伊藤弘一郎社長、052・735・8888)は、本社ビルの一室に人工芝を敷き詰め、自然をイメージした「グランピングオフィス」を開設した。従業員は会議や休憩に使用できる。坂野正信人事部長は「くつろげる空間で生まれる自由な発想に期待したい」と狙いを語る。

グランピングオフィスは広さ約70平方メートル。床はふかふかの人工芝、木目調の壁を人工観葉植物で飾り緑の多い空間とした。いすやテーブルはアウトドアブランド「スノーピーク」で統一し、65インチ型テレビを設置。隣室のショールームをガラス張りで見えるようにし、商談にも使える。

自然環境の中で快適に過ごせるグランピングの人気の高まりを背景に、もともとアウトドア好きの伊藤社長が発案した。働き方改革の一環で「若い人材の採用にもつなげたい」(坂野部長)としている。(名古屋)

日刊2019年12月10日

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