隈研吾とコラボした九谷焼の「伝統と革新」
石川県九谷窯元工業協同組合(石川県小松市、宮吉勝茂理事長)は、九谷焼や石文化を体験できる複合施設「九谷セラミック・ラボラトリー(セラボ・クタニ)」を小松市内にオープンした。総事業費は2億6000万円。産業観光の拠点として、初年度に1万人の来場を見込む。
事業費のうち1億8000万円は小松マテーレから小松市への「企業版ふるさと納税」を財源とした。小松マテーレは2018年の会社設立75周年を記念し、創業の地である小松市への貢献として寄付を行った。
建屋は木造平屋で床面積約630平方メートル。設計は建築家の隈研吾氏が手がけた。原料の「花坂陶石」を砕いて、九谷焼用の粘土を製造する工程を見学できる。その他の施設には小松マテーレ製の緑化基盤材「グリーンビズ」や、土壁の補強に炭素繊維複合材「カボコーマ」を使用した。
開館時間は10―17時で、水曜休館。入館料は一般300円、高校生以下150円。各種体験は事前申し込みや別途料金が必要。問い合わせはセラボ・クタニ(0761・48・4235)へ。
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建屋は木造平屋で床面積約630平方メートル。設計は建築家の隈研吾氏が手がけた。原料の「花坂陶石」を砕いて、九谷焼用の粘土を製造する工程を見学できる。その他の施設には小松マテーレ製の緑化基盤材「グリーンビズ」や、土壁の補強に炭素繊維複合材「カボコーマ」を使用した。
開館時間は10―17時で、水曜休館。入館料は一般300円、高校生以下150円。各種体験は事前申し込みや別途料金が必要。問い合わせはセラボ・クタニ(0761・48・4235)へ。
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日刊工業新聞2019年6月4日