ファナックが工場の稼働監視で新アプリ、年間数千円から

Iot基盤に対応、次世代工場の構築を支援

 ファナックは6月中にも工作機械など現場の設備の稼働状況を同社のIoT(モノのインターネット)基盤「フィールドシステム」で簡単に監視できるアプリケーション(応用ソフト)を投入する。機能を絞り安価で使いやすいエントリーモデルとして提供する。第三者企業(サードパーティー)のアプリ開発を支援するためのツールも開発。現場でIoTを活用しやすい環境を整備し、次世代工場(スマートファクトリー)の構築を支援する。

 開発する「設備稼働監視アプリケーション(仮称)」は、ロボットなど30台ほどの設備の稼働、停止、異常などの状況を時系列で一元管理できる。生産データと組み合わせることで、効率が低い、故障が多いなどの状況を設備ごとに把握でき、データに基づいた改善策を策定できる。

 年間数千円程度で利用できるエントリー版を提供し、IoTの活用に慣れていないユーザーの要望に応える。

 アプリ開発の支援では、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」で動くアプリ開発用環境「フィールドシステムスタジオ」などを開発。これら最新技術は5―7日に東京・青海の東京ビッグサイト青海展示棟で開かれる「スマートファクトリーJapan2019」で披露する。

日刊工業新聞2019年6月3日(機械)

  

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