「マツコ」効果で販売量が想定の2倍超に、キリンビバレッジのコーヒー

ペットボトル入り「キリン ファイア ワンデイ ブラック」

 マツコ・デラックスさん効果で販売量もデラックスに?―。キリンビバレッジのペットボトル入りコーヒー「キリン ファイア ワンデイ ブラック」が4月2日発売から6週間で販売数量が1500万本(約62万ケース〈1ケースは24本換算〉)と当初予定の2倍超になった。紅茶飲料「午後の紅茶ザ・マイスターズミルクティー」も3月26日発売から1カ月半で販売が85万ケース超と目標の3倍に達した。これによりキリンビバレッジの4月販売数量は前年同月比8%増の2133万ケースとなり4月単月では16年4月の2032万ケースを抜き過去最高を更新した。同社では「4月は10連休のゴールデンウイークも増加要因だったが、それを除いても両商品がけん引したことは確か」(広報担当者)と分析する。

 ワンデイ ブラックはペットボトルコーヒーでは後発のキリンが満を持して投入。常温でもおいしさを維持する特徴に加え、容量600ミリリットルの“お得感”を強調した。マツコ・デラックスさんを起用したテレビCMも話題となり、若年・女性層を中心に支持を広げて低迷していたコーヒーブランド「ファイア」全体を底上げ。4月販売は同10%増227万ケースと伸ばした。

 一方、マイスターズミルクティーは人気ブランド「午後の紅茶」の新商品。特に「『甘くない』という情報に惹かれてトライアルした人が約4割と多数で、甘くないミルクティーのニーズが高い」(同)とする。

日刊工業新聞2019年6月3日

  

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