ロボットがカフェで働く!?AI搭載で接客対応も

QBITロボティクス、カフェロボットを本格展開 

 QBITロボティクス(キュービットロボティクス、東京都千代田区、中野浩也社長、03・6261・6492)は、喫茶店向けにカフェロボットを本格展開する。すでに試作モデルのロボシステムを完成済み。東京都渋谷区に2018年開設した「変なカフェ」を手がけた経験を生かし、固定設置型とした。複数種類のコーヒーやアイスコーヒー、カフェオレなど幅広く対応できる。消費税抜きの価格は1500万―2000万円を予定。人工知能(AI)を搭載した高付加価値型の接客ロボも6月めどに開発する。

 試作モデルのロボシステムは中央にデンマーク・ユニバーサルロボット製の協働ロボを配置。円周状に囲む形でコーヒードリップマシンやエスプレッソマシン、アイスディスペンサー、グラインダーを配置する。

 客が注文した後、ロボが各マシンまで腕を伸ばして食器をセットし、コーヒーをいれる仕組みだ。設置寸法は幅、奥行き、高さとも2・4メートル。

 「変なカフェ」ではアルバイト店員がコーヒー豆の補給やフィルター交換の際に、ロボに触れて位置が微妙にずれ、注げなくなるトラブルがあった。

 固定設置型にすることで、ロボと各マシンの距離を一定に保つことで注ぎミスを防ぐ。ロボにコーヒーをいれさせて店員は接客に集中したり、注文数の多いコーヒーをロボにさせたりと、いろいろな使い方ができる。

 AI搭載型ではこれに加え“接客”ができるようにする。4台のカメラで客の性別や年齢、動作などを記憶、継続学習させることで「Aさんの好みはカフェオレ」「忙しいビジネスマンにはすぐ出せるコーヒーを勧める」など、客個人に応じた商品提供ができる。

  

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