外資傘下になったクラリオン、存在感を発揮するチャンスが巡ってきた!

フォルシアの先進運転システム部門のトップに川端氏

 仏自動車部品大手のフォルシアは2日、コックピットや低速先進運転支援システム(ADAS)などを手がける新事業部門「フォルシアクラリオンエレクトロニクス(FCE)」を設立したと発表した。グループ傘下のクラリオンや中国のコエージェント・エレクトロニクス(広東省仏山市)をFCEに統合し、トップのエグゼクティブ・バイス・プレジデント(EVP)にはクラリオン社長兼最高経営責任者(CEO)だった川端敦氏が就いた。FCEの売上高で2022年までに20億ユーロ(約2500億円)以上を見込む。

 本部はクラリオン本社だったさいたま市中央区に設けた。従業員は9000人、生産拠点9カ所。フォルシアのパトリック・コラーCEOは都内で開いた会見で「フォルシアの戦略的変革の重要なマイルストーン。両社の技術を結集し、今までにない体験の提供が可能」と強調した。

 FCEは駐車場内で車が自動で駐車する自動バレー駐車システムの開発、車載エンターテインメントや安全運転支援などの次世代コックピットの開発などを事業の柱に掲げる。川端氏は「全世界に対して我々のコアコンテンツを早く訴求したい」と意気込んだ。

 クラリオンは日立製作所から独立し、3月28日にフォルシアの完全子会社になった。

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日刊工業新聞2019年4月3日

  

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