カーナビのアルパイン、中国でEV用電池パック生産のワケ

バッテリーマネジメントシステムとセット供給

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同社ホームページより
 アルパインは電気自動車(EV)に搭載するバッテリーパックの中国生産を9月以降順次始める。中国IT大手との合弁会社を通じて量産する。現地生産するバッテリーマネジメントシステム(BMS)と合わせ、完成車メーカーに提案する。中国で新エネルギー車(NEV)規制が始まり、車メーカー各社のEV生産が本格化する見通しを受け供給体制を整える。EV向け事業の一つとして将来の収益の柱に育てる。

 外部の電池メーカーからセルを調達し、中国ニューソフト(東軟集団股份、瀋陽市)との合弁会社、ニューソフトリーチオートモーティブテクノロジー(上海市)が中国・武漢に設置した拠点でバッテリーパックを生産する。セルの状態を監視し、充放電などを最適制御するBMSと組み合わせ、日系や現地の完成車メーカーなどに提案する。

 アルパインは1月1日付でアルプス電気(現アルプスアルパイン)と株式交換で経営統合した。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)など車載領域を中心に両社の強みをいかし、顧客への提案力を高める。

 アルパインはカーナビゲーションシステムなどの車載機器が主力だが、ニューソフトと連携し、中国でEVなど成長分野の市場開拓を進めている。EV関連以外の取り組みとして、上海、広州などの主要都市でカーシェアリングの実証実験や運転支援システム(ADAS)関連の技術開発を進めている。

日刊工業新聞2019年1月28日掲載

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梶原洵子
編集局第二産業部
記者

バッテリーマネジメントシステム(BMS)とセットで供給することで、完成車メーカーの開発負担を軽減できます。

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