ラグビーW杯、五輪がスポーツアパレル市場の追い風に
スポーツウェアの売上は拡大予測、日常で使いやすいデザインも後押しに
矢野経済研究所(東京都中野区、水越孝社長、03・5371・6900)は、2019年のスポーツアパレル市場規模を17年比7・7%増の5770億3000万円と予測した。19年から21年にかけて、ラグビーワールドカップや東京五輪など国際的なスポーツイベントが続く。これに伴い、日常的にスポーツを楽しむ人が増加し、拡大を後押しすると見込む。
18年の市場は同3・7%増の5554億2000万円を予想。野球・ソフトボールウエア、テニスウエア、バスケットボールウエアが前年割れだった。だが、ゴルフウエアなどその他の分野で前年を上回る見込み。
スポーツウエアをファッションとして取り入れる傾向が年々高まっている。特に日常使いしやすい、ライフスタイルウエアやアウトドアウエアは需要が伸びている。18年のライフスタイルは同10・9%増の476億6000万円、アウトドアは同10・4%増の1070億1000万円を予測する。
メーカーでは、こうした状況に対応し、高機能性とともに、日常生活でも取り入れやすいデザインや色使いの商品シリーズを立ち上げている。消費者需要を取り込みやすい商圏への直営店の出店強化やアパレルセレクトショップなどへの販路拡大を進めている。
18年の市場は同3・7%増の5554億2000万円を予想。野球・ソフトボールウエア、テニスウエア、バスケットボールウエアが前年割れだった。だが、ゴルフウエアなどその他の分野で前年を上回る見込み。
スポーツウエアをファッションとして取り入れる傾向が年々高まっている。特に日常使いしやすい、ライフスタイルウエアやアウトドアウエアは需要が伸びている。18年のライフスタイルは同10・9%増の476億6000万円、アウトドアは同10・4%増の1070億1000万円を予測する。
メーカーでは、こうした状況に対応し、高機能性とともに、日常生活でも取り入れやすいデザインや色使いの商品シリーズを立ち上げている。消費者需要を取り込みやすい商圏への直営店の出店強化やアパレルセレクトショップなどへの販路拡大を進めている。
日刊工業新聞2019年1月24日