帝人フロンティアは新素材でスポーツウエア市場を狙う

快適な着圧感と天然素材調の質感を実現

 帝人フロンティア(大阪市北区、日光信二社長、06・6233・2600)は29日、快適な着圧感と天然素材調の質感を持たせた新素材「デルタSLX=写真」を開発したと発表した。2020年春夏シーズン向けからスポーツ用途を中心に提案する。21年度までに年間100万メートル(金額換算で10億円規模)の販売を目指す。

 異なる波状の屈曲を持つ2種類の繊維をランダムに配置した独自の加工糸技術を駆使し、天然繊維調の上質感を実現した。吸水速乾性に優れ、同社従来品比では半分の時間で乾く。2種類の繊維が持つ伸縮性と弾性回復性で、理想的な着圧を追求した。

 20年開催の東京五輪・パラリンピックなどを背景に、街中で着るスポーツウエア市場が拡大しており、同素材で市場に訴求する。

日刊工業新聞2018年11月30日

  

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