ヤマハ発動機が東南アジアの配車サービス最大手と組んだ狙い

2輪歯医者で得た知見を製品開発に生かす

 ヤマハ発動機は13日、シンガポールに本社を置く東南アジア配車サービス最大手のグラブと、2輪配車事業に関する戦略的業務提携で合意したと発表した。グラブに1億5000万ドル(約170億円)を出資する。ヤマハ発は2輪車の安全に関する技術やノウハウを提供する一方、2輪配車で得た知見を今後の製品開発に生かす。

 出資比率は非公表。今回の提携では2輪タクシー運転者の運転技術を数値化するなど、ヤマハ発が持つ安全に関するノウハウを提供し、利用者の満足度向上につなげる。また2輪配車サービス従事者や検討者に対し、2輪車購入を支援する仕組みも構築する。

 木下拓也ヤマハ発動機執行役員MC事業本部長は「今回の協業によりモビリティーシステムにおける2輪車の価値を向上させ、新たなソリューションの創出に期待したい」と語った。グラブは8カ国235都市でサービスを展開し、ユーザー数は800万人以上。

日刊工業新聞社2018年12月14日

  

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