11月のビール類販売、各社の明暗は?

 ビール4社が12日にそれぞれ発表した11月のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売動向によると、合計の販売数量は前年同月並みだった。第三のビールが同約6%増の伸びだったほか、ビールが同約2%減にとどまった。これらを要因に、10月の同2%増から2カ月連続でマイナス成長を脱している。(20面に関連記事)

 アサヒビールはビール類で同1%減。ビールは前年同月並みと健闘した。主力の「スーパードライ」を中心に復調傾向が出てきたという。歳暮ギフトも同2%増だった。発泡酒は同3%減。

 キリンビールはビール類で同4%増。ビールは同7%減と低迷した。主力の「一番搾り」ブランドが同6%減だったのが響いた。発泡酒は同8%減。一方で第三のビールは「本麒麟」が引き続き好調に推移したことで同26%増の大きな伸びを継続している。

 サントリービールはビール類で前年同月並み。ビールでは「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドが同5%増で全体でも同1%増のプラス着地だった。

 サッポロビールはビールで同12・7%増だった「サッポロ生ビール黒ラベル」の缶商品が貢献するなど、同1・8%減と健闘した。だが、ビール類全体では同7・1%減だった。

日刊工業新聞2018年12月13日

  

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