ANAが機内食総選挙、“神8”はどれだ!?
歴代人気メニューと新作が共演
国際線エコノミークラス機内食の新メニューを利用者が選ぶ、全日本空輸(ANA)の「機内食総選挙」。2013年に同社のFacebook(フェイスブック)ページでスタートした企画で、今年で5回目を迎えた。食べたいメニューを自分で選ぶことで、同社の機内食に親しみを持ってもらい、顧客満足度も高めていく狙いがあり、12月1日から提供を始める。
今年は昨年に続き、予選となる1次投票と、決選の2次投票の2段階で実施。ANAのFacebookページやTwitterアカウントで受け付けている。予選は7月4日から9日まで行われ、初回の2013年から昨年までの4年間に実施した機内食総選挙で上位に入ったメニューのうち、実際の評価も高かったものを、和食と洋食ともに4品ずつ用意した。
27日から8月6日まで実施中の決選は、和食と洋食でそれぞれ予選の上位2品と新メニュー2品の4品ずつ計8品用意し。和洋それぞれの上位を、12月から羽田と成田、関西、中部発便で提供する。
7月29日、ANAの機内食を手掛けるANAケータリングサービス(ANAC)の川崎工場では決選に進出したメニューの試食会が開かれた。試食会は昨年に続いて2回目で、予選参加者の中から抽選で選ばれた37人が関東近郊から訪れ、機内食を味わった。
参加者は試食前に工場内を見学。機内に搭載する酒類や食料品を保管する保税倉庫をはじめ、厳しい衛生管理が行われている施設内を見学した。
工場から機内へ機内食を運ぶ「フードローダー車(FD車)」も見学。1台約3000万円の特殊車両で、総2階建てのエアバスA380型機に対応したものは、5000万円するという。
参加者を乗せたFD車の荷室にある扉を係員が開けると、地上からの高さに驚きの声が上がった。FD車の荷室は工場2階から1階まで下がり、見学を終えた参加者は試食会場に向かった。
決選に進出したメニューは、和洋合わせて8品。和食が2015年の人気メニューだった「とろとろ玉子の鰻玉丼」と、2016年の「牛すきやき丼」、新作の「鶏出汁ご飯 チャーシューのせ」と「焼き鳥丼」の4品だ。
洋食は、2013年の人気メニュー「赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ」、2014年の「洋食屋さんのカツカレー」、新作の「ビーフシチューとオムライス」と「ビーフカレー」が選ばれた。参加者は各メニューをスマートフォンで撮影し、メニューを考案したシェフとの会話を楽しんでいた。
今回の新メニューは、4人のシェフが考案。和食を川村博之さんと坂東泰男さん、洋食を伊藤克敏さんと中嶋裕幸さんが腕を振るった。
和食の川村さんは新作の鶏出汁ご飯について、「ラーメン風ご飯を作ってみました。ラーメンのスープをちょっと薄めて炊き込んだもので、メンマやタマゴも載せています」と、日本の国民食とも言えるラーメンをテーマにした新作を披露した。
洋食の伊藤さんは、「先輩たちが作り出したメニューが並ぶ中で、ぜひ勝ち取ろうと気合いを入れて作りました」と、これまでの人気メニューを超える一品になるよう、試行錯誤したという。
夫婦で参加した小橋達也さんとまなみさんは、海外によく出掛ける知り合いから、試食会があることを教えてもらったという。鰻玉丼を試食した達也さんは、「付け合わせもすごくあっていて、おいしいです」と喜んでいた。
まなみさんは「すきやき丼が食べたかったです」と、お目当てのメニューが当たらなかったことを悔しがっていたが、「おいしいと無口になりますね」と笑い、箸が進んでいた。
会場では司会の客室乗務員、白石陽子さんが機内と同じくカートを使って飲み物をサービス。参加者に体験を呼びかけると、小橋さん夫妻が手を挙げ、参加者に飲み物を配っていた。途中でお茶がなくなり、まなみさんは封を開けるハサミを探していたが、白石さんが「機内ではハサミが使えないんですよ」と話して手で開けると、驚いた様子だった。
今年は昨年に続き、予選となる1次投票と、決選の2次投票の2段階で実施。ANAのFacebookページやTwitterアカウントで受け付けている。予選は7月4日から9日まで行われ、初回の2013年から昨年までの4年間に実施した機内食総選挙で上位に入ったメニューのうち、実際の評価も高かったものを、和食と洋食ともに4品ずつ用意した。
27日から8月6日まで実施中の決選は、和食と洋食でそれぞれ予選の上位2品と新メニュー2品の4品ずつ計8品用意し。和洋それぞれの上位を、12月から羽田と成田、関西、中部発便で提供する。
7月29日、ANAの機内食を手掛けるANAケータリングサービス(ANAC)の川崎工場では決選に進出したメニューの試食会が開かれた。試食会は昨年に続いて2回目で、予選参加者の中から抽選で選ばれた37人が関東近郊から訪れ、機内食を味わった。
参加者は試食前に工場内を見学。機内に搭載する酒類や食料品を保管する保税倉庫をはじめ、厳しい衛生管理が行われている施設内を見学した。
工場から機内へ機内食を運ぶ「フードローダー車(FD車)」も見学。1台約3000万円の特殊車両で、総2階建てのエアバスA380型機に対応したものは、5000万円するという。
参加者を乗せたFD車の荷室にある扉を係員が開けると、地上からの高さに驚きの声が上がった。FD車の荷室は工場2階から1階まで下がり、見学を終えた参加者は試食会場に向かった。
決選に進出したメニューは、和洋合わせて8品。和食が2015年の人気メニューだった「とろとろ玉子の鰻玉丼」と、2016年の「牛すきやき丼」、新作の「鶏出汁ご飯 チャーシューのせ」と「焼き鳥丼」の4品だ。
洋食は、2013年の人気メニュー「赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ」、2014年の「洋食屋さんのカツカレー」、新作の「ビーフシチューとオムライス」と「ビーフカレー」が選ばれた。参加者は各メニューをスマートフォンで撮影し、メニューを考案したシェフとの会話を楽しんでいた。
今回の新メニューは、4人のシェフが考案。和食を川村博之さんと坂東泰男さん、洋食を伊藤克敏さんと中嶋裕幸さんが腕を振るった。
和食の川村さんは新作の鶏出汁ご飯について、「ラーメン風ご飯を作ってみました。ラーメンのスープをちょっと薄めて炊き込んだもので、メンマやタマゴも載せています」と、日本の国民食とも言えるラーメンをテーマにした新作を披露した。
洋食の伊藤さんは、「先輩たちが作り出したメニューが並ぶ中で、ぜひ勝ち取ろうと気合いを入れて作りました」と、これまでの人気メニューを超える一品になるよう、試行錯誤したという。
夫婦で参加した小橋達也さんとまなみさんは、海外によく出掛ける知り合いから、試食会があることを教えてもらったという。鰻玉丼を試食した達也さんは、「付け合わせもすごくあっていて、おいしいです」と喜んでいた。
まなみさんは「すきやき丼が食べたかったです」と、お目当てのメニューが当たらなかったことを悔しがっていたが、「おいしいと無口になりますね」と笑い、箸が進んでいた。
会場では司会の客室乗務員、白石陽子さんが機内と同じくカートを使って飲み物をサービス。参加者に体験を呼びかけると、小橋さん夫妻が手を挙げ、参加者に飲み物を配っていた。途中でお茶がなくなり、まなみさんは封を開けるハサミを探していたが、白石さんが「機内ではハサミが使えないんですよ」と話して手で開けると、驚いた様子だった。