東京電機大、入試で数学「100点満点」なら即合格
職員として働きながら学べる制度も導入
東京電機大学は2018年度から、数学が満点なら合格にする入学試験と、職員として働きながら学べる「職業付き入試」を導入する。より多様な人材に教育機会を提供するのが狙い。数学満点選抜入試では、英語・理科(または国語)との3科目の合計点が低くても、数学が満点なら合格とする。職業付き入試で合格した学生は、昼間は大学内で働いてもらい、給与を得ながら夜間部で学ぶ。
システムデザイン工学部、未来科学部、理工学部の3学部の一般入試(前期、後期とも)で数学満点選抜方式を導入する。数学で突出した才能を持ちながら、他の科目が不得意なため、合格に至らない学生をすくい上げるとともに、他の学生にも刺激を与える効果を見込む。
一方、学習意欲がありながら、経済的な問題などで進学がかなわない高校新卒者を対象に、工学部第2部で職業付き入試を始める。入学検定料は無料とし、書類選考を経て小論文と数学、面接で合否を決める。
募集は若干名。給与は1年生で月13万1130円、職場は学ぶ場所と同じ東京千住キャンパス(東京都足立区)。単年契約で最大4年間勤務できる。
システムデザイン工学部、未来科学部、理工学部の3学部の一般入試(前期、後期とも)で数学満点選抜方式を導入する。数学で突出した才能を持ちながら、他の科目が不得意なため、合格に至らない学生をすくい上げるとともに、他の学生にも刺激を与える効果を見込む。
一方、学習意欲がありながら、経済的な問題などで進学がかなわない高校新卒者を対象に、工学部第2部で職業付き入試を始める。入学検定料は無料とし、書類選考を経て小論文と数学、面接で合否を決める。
募集は若干名。給与は1年生で月13万1130円、職場は学ぶ場所と同じ東京千住キャンパス(東京都足立区)。単年契約で最大4年間勤務できる。
日刊工業新聞2017年4月27日