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断熱ガラス性能向上、AGCが試験販売

断熱ガラス性能向上、AGCが試験販売

新製品「FINEO49」イメージ(AGCのHPより)

AGCはリノベーション向けに、断熱性能を高めた真空断熱ガラスを試験販売する。12月に中部・北陸地方で発売する。窓の断熱性能を高めることで熱損失を抑え、冷暖房コストの節減と二酸化炭素(CO2)排出量削減につなげる。2026年上期の本格発売を予定する。

発売する「FINEO(フィネオ)49」は、従来型のフィネオと比べてより高い断熱性能を達成した。AGCとパナソニックによる共同開発品。放射による熱移動を抑制する高性能Low―EガラスとLow―E膜、熱伝導が小さい高断熱ピラーを組み合わせて高い断熱性能を実現した。

既存住宅の窓ガラスでは、要件を満たす改修に対して補助金を交付する「先進的窓リノベ2024事業」が実施されている。AGCの製品として初めて、同事業におけるガラス交換の性能要件であるAグレードを上回った。

日刊工業新聞 2024年11月19日

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