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ラストワンマイル配送拡充…アマゾンが投資する250億円の使い道

ラストワンマイル配送拡充…アマゾンが投資する250億円の使い道

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アマゾンジャパン(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は7日、ラストワンマイル配送とドライバーの働き方の改善のため、2024年に250億円以上の追加投資を行うと発表した。ラストワンマイル配送の起点となるデリバリーステーションの拡充や、ドライバーの猛暑対策のためのドリンククーポンの配布、再配達削減施策などを推進する。

同社はここ数年、物流・配送ネットワークに年数千億円以上を投資しており、これに追加して投資する。23年はデリバリーステーションを11拠点開設して50拠点以上とし、24年も拡充を続ける。再配達削減に向けて、マンションのオートロックを解除して入館して置き配できる「アマゾン・キー」対応の建物の拡充などを進める。また多様な人材の参画を促すため、年内に物流未経験者の配送事業への参入を支援する取り組みを始める。

日刊工業新聞 2024年8月8日

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