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ローソンがデリバリー商品を3000品に拡大する狙い

ローソンがデリバリー商品を3000品に拡大する狙い

デリバリーでの取扱商品数を3000品に拡大する(イメージ)

ローソンは4月から開始した店舗在庫有無の自動連携機能により、店舗でのデリバリー取扱商品数を4倍超の約3000品に拡大する。デリバリー対応店舗は5000店を超えており、8月までに対応店舗(一部を除く)で商品数拡大を進める。同社は時間効率化の需要や高齢化の進行などで今後もデリバリー需要が高まるとみて、サービスの拡充を強化する。

ローソンは「ウーバーイーツ」などのプラットフォーム(基盤)を活用した店舗でのデリバリーサービスを展開。新たに導入した在庫有無の自動連携機能により、消費者が注文する場合に在庫のある商品だけを画面に表示する。これにより店舗での負荷が減り、取扱商品数を約700品から店舗で扱う大半の約3000品に拡大できる。商品数拡大を進め、8月末までに対応する。

同社は各店舗を商品の在庫拠点として活用することで、1キロ―1・5キロメートルほどの範囲なら最短15分でのデリバリーが可能になるとみて、サービスの拡充を進める方針だ。

日刊工業新聞 2024年04月22日

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