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日鉄のグリーン鋼材、強度1.5倍の超高力ボルトに供給

日本製鉄が手がける生産時の二酸化炭素(CO2)排出量が少ないグリーン鋼材「エヌエスカーボレックス ニュートラル」が、日鉄ボルテン(大阪市住之江区)の超高力ボルト(イメージ)の素材に採用された。環境対応製品として2024年度以降の販売を目指す。対象品は「トルシア形超高力ボルトSHTB」で、強度は従来ボルトの約1・5倍。建築時のボルト本数低減や添接板の縮小をもたらし、軽量化やCO2排出抑制につながる。マスバランス方式に基づき、素材製造プロセスでのCO2排出削減量の100%に相当する量を割り当てた。

日刊工業新聞 2024年01月25日

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