ホンダは１１日、軽自動車「Ｎ―ＢＯＸ（エヌボックス）」の累計販売台数が２０２３年末時点で２５０万台を突破したと発表した。１１年１２月に初代Ｎ―ＢＯＸを発売してから約１２年での到達は、ホンダとして最も早い。２１年５月に累計販売２００万台を超え、２３年１０月に３代目となる新型を投入した。２３年に暦年の新車販売台数で２年連続、軽自動車として９年連続の首位を獲得した。

Ｎ―ＢＯＸは「スーパーハイトワゴン」と呼ばれる背高の軽自動車で、ダイハツ工業「タント」、スズキ「スペーシア」などとともに、軽・登録車を通じた売れ筋の車種。開放感のある視界による運転のしやすさや、広い車室空間などがユーザーの人気を集めている。