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消費電力6割減、パナソニックが「ゆらぎ点灯」可能なLED照明

消費電力6割減、パナソニックが「ゆらぎ点灯」可能なLED照明

照明器具への取り付け例(左)とフラットランプ本体

パナソニックは21日、明るさが変化する演出が可能な発光ダイオード(LED)照明「LEDフラットランプ ゆらぎ点灯タイプ」を2024年2月21日に発売すると発表した。マイコン制御の自然な調光により、心地よい雰囲気の空間づくりにつなげる。同社の既存のフラットランプ照明器具に対応し、交換が容易。店舗や宿泊施設、集合住宅などでの利用を想定する。ランプ単体の価格は消費税込みで1万5840円。

ろうそくの炎をイメージした不規則な変化の「キャンドル」と一定リズムの「ホタル」の2種類を展開。日本産業規格(JIS)の「GX53口金」を使用し、多様な照明器具に対応する。キャンドルは光る範囲の狭い点光源中心の12品番を推奨し、ホタルはスポットライトやフットライトなどを加えた20品番を推奨する。

暗くなる時間があることで、同社の調光なしLEDランプと比べ消費電力量を50―60%抑えられる。


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日刊工業新聞 2023年12月22日

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