ニュースイッチ

「モビリティショー」26日開幕、トヨタ・三菱自・ヤマハ発の展示内容は?

「モビリティショー」26日開幕、トヨタ・三菱自・ヤマハ発の展示内容は?

モビリティーの後部をカスタマイズした「カプセルバー」

トヨタ、音楽・ゲームで演出

トヨタ自動車は11日、東京・有明の東京ビッグサイトなどで26日から開かれる「ジャパンモビリティショー2023」の展示概要を公開した。トヨタブースでは「体験」を重視した複数の企画を用意。高級車ブランド「レクサス」のブースでは電動化で実現する未来のモビリティーを提案し、次世代電気自動車(EV)のコンセプトモデルのラインアップを世界初出展する。

トヨタブースでは音楽やダンスなどステージ演出で会場を盛り上げる。モビリティーを好みの仕様にカスタマイズ(個別対応)する体験やレースゲームなどのイベントを実施する。実車は9月に発表した新型センチュリーをはじめ、新型クラウンシリーズなどを展示する。

レクサスでは35年に新車販売の全てをEVにする方針を掲げている。展示ブースでは次世代EVに搭載する電動化や知能化技術、環境対応製品などを紹介する。ブース内に設置する仮想現実(VR)シミュレーターでは未来における車の操作の疑似体験が可能だ。

三菱自、電動MPV・バギー披露

三菱自動車は11日、「ジャパンモビリティショー2023」で、クロスオーバータイプの電動多目的車(MPV)やバギータイプの電動4輪車「ラスト1マイルモビリティ=写真」のコンセプトモデルを初公開すると発表した。24年初めに約12年ぶりに国内投入する1トンピックアップトラック「トライトン」のプロトタイプも初公開する。

電動MPVは大空間車室と航続距離、大口径の4輪駆動による走破性が特徴。電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)といったパワートレーン(駆動装置)の詳細は明かしていない。

「ラスト1マイルモビリティ」は、いす型モビリティーの開発を手がけるライフハブ(東京都港区)と協力して開発した。電動車の使用済みバッテリーを搭載し、一般の車で行ける目的地の一歩先まで入っていく冒険が可能な小型モビリティーとしている。

新型「トライトン」は7月にタイで発表し、アジアやオセアニアに順次投入している。今回は日本仕様に変更したプロトタイプを初披露する。1トンピックアップの国内投入は先代トライトン以来となる。トライトンと「デリカD:5」のラリー用車両も展示する。

ヤマハ発、EV3輪など6モデル初公開

ヤマハ発動機は11日、「ジャパンモビリティショー2023」の出展概要を発表した。フルオープンの電気自動車(EV)3輪車のコンセプトモデル「トライセラ=写真」や、2輪車安定化支援システムを搭載した電動スクーター「イーラブ」など6モデルを世界初公開する。

トライセラは新しい運転体験を創出するパーソナルモビリティー。後輪の同位相・逆位相による旋回中心変化のコントロール性から導き出した人間中心のパッケージングに加え、後輪操舵(そうだ)の手動モードも選択可能にした。イーラブは標準モデルのほか、原付スクーターで通学する離島の高校生らとの共創活動で生まれた車両を展示する。


【関連記事】 日本のモノづくりを左右する工作機械業界の最新技術
日刊工業新聞 2023年10月12日

編集部のおすすめ