三菱自動車が9年ぶり全面改良、『トライトン』に採用した新開発の装備
三菱自動車は、1トンピックアップトラック『トライトン』を全面改良し、タイで販売を開始した。約9年ぶりの全面改良となる今回は内外装デザインやシャシー、ラダーフレーム、エンジンなどを一新した。日本市場には、2024年初頭に販売する予定。約12年ぶりの投入となる。
環境性能と動力性能を大幅に向上した新開発の2.4Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載し、用途に応じて出力の異なる3種類のエンジンを用意した。高出力仕様のエンジンには新型ターボチャージャーと新燃焼システムを採用し、実用域での応答性に優れた走行を可能にした。
新開発のラダーフレームは従来比で断面積を65%増やし、曲げ剛性は60%、ねじり剛性は40%強化した。ハイテン鋼の採用比率を大幅に増加させることで、車体の軽量化を図った。
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