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ボルボ・ジャパン、JCLPに正会員加盟

ボルボ・カー・ジャパン(東京都港区、マーティン・パーソン社長)は、気候変動対策に積極的な企業のグループ「日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)」に正会員として加盟した。JCLPの他の会員企業と協業し、持続可能な自動車産業、持続可能な社会に向けた取り組みを進める。また温暖化対策の国際ルール「パリ協定」と整合する脱炭素社会の実現を後押しする姿勢を示す。

スウェーデンのボルボ・カーは2030年までに新車販売の全てを電気自動車(EV)とし、40年までに「クライメート(気候)ニュートラル」な企業になる目標を掲げている。

これらの目標達成に向け、25年までに自動車1台当たりの二酸化炭素(CO2)排出量を18年の水準に比べて40%削減することを目指す。具体的にはテールパイプからの排出量を50%削減、サプライチェーン(供給網)からの排出量を25%削減、企業活動による排出量を25%削減する方針だ。

JCLPは日本独自の企業グループとして09年に設立された。23年7月時点で約240社が加盟しており、自治体や海外の関係機関との連携も進めている。

日刊工業新聞 2023年07月25日

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