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ソニーグループ株主総会、生成AIの取り組みについての質問にどう答えた?

ソニーグループ株主総会、生成AIの取り組みについての質問にどう答えた?

株主総会に臨むソニーグループの十時社長(同社提供)

ソニーグループは20日、都内で定時株主総会を開いた。十時裕樹社長兼最高執行責任者(COO)兼最高財務責任者(CFO)は5月の経営方針説明会で発表した金融子会社のソニーフィナンシャルグループの分離・独立方針について「株式上場で独自の資金調達能力を備えることで、中長期でさらなる成長を目指せる」として、3年後の分離に向けて2023年度中に詳細を検討するとした。

株主からは生成AIの取り組みなどについて質問があった。北野宏明専務兼最高技術責任者(CTO)は「以前から社内で研究しているほか、同分野の主要な企業関係者と接触して動向も把握している。今後、そうしたプレーヤーとの連携もあり得る」と話した。

総会は会場とオンラインの同時開催。出席者は合計9万8358人(うち会場は524人)、所要時間は67分だった。


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日刊工業新聞 2023年06月21日

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