ニュースイッチ

千葉・幕張で自動運転バスの実証が始まる

千葉・幕張で自動運転バスの実証が始まる

使用する自動運転車(埼玉工業大学提供)

京成バス(千葉県市川市、斎藤隆社長)、損保ジャパン、アイサンテクノロジー、建設技術研究所、埼玉工業大学、東海理化の6者は、21、22の両日に千葉市美浜区の幕張新都心で中型バスを用いた自動運転の実証実験を始める。イオンモール幕張新都心を起点にZOZOマリンスタジアムなどを通って周回。3月のJR京葉線幕張豊砂駅開業を見据え、自動運転技術による移動サービス実装を検証する。

千葉市における公募事業の一環で実施する。使用するバスには自動運転システムのほか、高性能センサー「LiDAR(ライダー)」、全球測位衛星システム(GNSS)アンテナを搭載する。定員は14人。

ライダーによる自車位置推定技術や遠隔監視など車両・自動運転技術のほか、自動運転バスの社会受容性などを検証する。

日刊工業新聞 2023年01月13日

編集部のおすすめ