ニュースイッチ

川崎重工とエアバス・ヘリコプターズが共同開発、最新型ヘリ「D-3」の性能

川崎重工業はセントラルヘリコプターサービス(愛知県豊山町)に、最新型ヘリコプター「H145//BK117 D―3=写真」を引き渡した。セントラルヘリコプターサービス向けのD―3としては2機目で、1機目と同様にドクターヘリとしての運用を予定する。川崎重工業のD―3としては6機目の納入となる。

同ヘリは欧エアバス・ヘリコプターズと共同開発した中型双発機。従来機のD―2に比べて、有効搭載重量が約150キログラム増加。整備しやすいメーンローター(回転翼)システムの採用などにより、整備期間を約50%短縮した。

全長13・54×全幅(胴体)1・73×全高3・98メートル。最大全備重量3800キログラム。


【関連記事】 空を飛ぶものの性能を決定付ける金属加工のエキスパート
日刊工業新聞 2023年1月5日

編集部のおすすめ