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最新の配膳ロボのおもてなしがスゴイ
従業員の負担も軽減
アルファクス・フード・システムが販売する配膳ロボット「サービスショットα8号機=写真」の引き合いが好調だ。2022年8月の販売開始時点に比べ、同11月は導入に関する問い合わせの月間件数が約100件と約3倍に膨らんだ。多くの飲食店で人手不足が顕著になる中、操作設定が簡単な点などが評価されたという。
設定は簡単。店頭での勧誘機能も搭載
ルートの選択など複雑な設定をパソコン上で行う必要はなく、スタッフがロボットのディスプレーを操作して設定でき、負担を減らせる。また、人とすれ違う時は速度を落とし、そうでない時は素早く走行できる機能を搭載した。このほか店頭での勧誘機能やラストオーダー巡回機能を実装しており、複数の店舗を有する企業からのニーズが増えているという。
導入店舗からは「(ラストオーダー巡回機能により)従業員の負担が改善された」といった声が上がっている。ロボットの価格は200万円(消費税抜き)からで、保守料金は月1万円(同)。
日刊工業新聞 2023年01月11日
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