国内初実証、川重の2本の腕を持つ自律走行ロボットがドアを開けた!

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川崎重工業は、開発中の双腕自律走行ロボット「Nyokkey(ニョッキー)」を使った配膳サービスの実証実験を報道陣に公開した。明石工場(兵庫県明石市)内で実施。2本の腕でドアを開ける動作を含めて実証するのは国内初という。これまで実証を続けてきた飲食やオフィス業界などパートナー企業へ、2023年度に販売する。

飲料をトレーに置いた状態で廊下を走行。ドアの前に来るとノブを認識して自らの位置を調整。その上で、片方の腕でノブを回し、もう一方の腕でドアの重みを支えながら、適切な力制御で開ける。

飲食店やオフィスなど普段の生活空間は、人間が使うことを前提に人工物が設計されている。そのためサービス業でのロボット活用は、製造現場向けにはない難しさがある。ロボットディビジョン商品企画総括部先進技術部の掃部雅幸部長は「ロボットは万能ではなく、使う側の歩み寄りも必要。早く社会実装を目指すことが課題だ」とした。

日刊工業新聞2022年8月9日

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