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焼き芋ブームに乗れ、井関農機が最新「手押し式移植機」に施した工夫

焼き芋ブームに乗れ、井関農機が最新「手押し式移植機」に施した工夫

歩行型サツマイモ植え機。手作業に比べて効率的に素早く苗を植え付けられる

井関農機は歩行型かんしょ移植機「PVH103―70PBXLD」を2023年5月に発売する。人間が畝に沿って手押ししながら、サツマイモの苗を1本ずつ植え付けていく機械。手作業に比べ、大面積の畑に高効率で苗の植え付け作業ができ、生産性向上に役立つ。1時間当たりの植え付けられる苗は1800株。消費税込みの価格は124万4100円。

焼き芋ブームで、全国的に青果用サツマイモ需要が増えている。苗の植え付けは苗が細長いため角度調節が難しく、植え付け爪が機構に戻る際に植えた苗を再び引き抜いてしまう恐れもあったが、設計の工夫で解決した。

18年から農林水産研究推進事業の一環で開発を続けてきた。爪が戻る際に苗を持ち帰るのを防ぐ防止具を新たに取り付けた。また、畝ガイドローラーの角度を細かく調整し、さまざまな畝に対応できるようにした。前後輪同時上下機能で調節の手間を軽減し、曲がった苗や太い苗も植え付けできる。

日刊工業新聞 2022年12月13日

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