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高木製作所が新設、トヨタ向け部品を製造するプレス工場の全容

高木製作所が新設、トヨタ向け部品を製造するプレス工場の全容

高木製作所公式サイトより

高木製作所(名古屋市中区、寺町泰晃社長)は九州工場(仮称)を北九州市若松区に建設する。投資額は10億円。2024年2月稼働予定で、主にトヨタ自動車九州(福岡県宮若市)向けにボディーやエンジン向け小物プレス部品を製造する。国内10カ所目、九州では初めての拠点となる。

九州工場の敷地面積は約8700平方メートル。一部は既存建屋を利用し、プレス棟を新設する。従業員20人で業務を始め、28年に45人まで拡大する。

拠点新設の狙いについて寺町社長(写真右)は「愛知からの物流費削減、トヨタ九州の開発力強化に対応、九州に立地する車両関連メーカーへの供給拡大」などを挙げた。売上高は初年度3億―5億円、20年代のうちに15億円を目指すとした。


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日刊工業新聞2022年10月14日

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