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トヨタの超小型EVを運用する商業施設の狙い

トヨタの超小型EVを運用する商業施設の狙い

「シーポッド」(トヨタ公式サイトより)

エイチ・ツー・オー商業開発(大阪市西成区、今井康博社長)は、トヨタ自動車の2人乗り超小型電気自動車(EV)「シーポッド」を業務用車両として16日に運用を始める。取引先巡回やエイチ・ツー・オー商業開発が運営する商業施設「イズミヤショッピングセンター」の店舗間の移動に用いて二酸化炭素(CO2)排出量の削減を図る。

トヨタレンタリース大阪(大阪市北区)とリース契約で2台を導入し、本社(同西成区)と同センター千里丘店(大阪府吹田市)で運用する。ワイヤレス充電の利点や注意点のデータを収集し、来店客に快適性などをアピールする。

また、2022年内をめどに関西電力と共同でワイヤレス充電で超小型EVを運用する実証実験を、エイチ・ツー・オーの商業施設で始める。ワイヤレス充電の有効性を検証し、エネルギー利用の効率化を図る。

日刊工業新聞 2022年9月14日

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