NTT・TDK・東芝…上期の新社長は564人
日刊工業新聞社がまとめた2022年上期(1―6月掲載分)の新社長一覧によると、新社長は上場企業、非上場企業合わせて564人となり、直近の上期としては、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行する前の18年(565人)と同水準だった。ポストコロナを視野に、社長交代が相次いだ21年に比べると、幾分落ち着きを取り戻したように見える。(上期の新社長に 一覧表)
期間中の新社長は前年同期比100人減と、2年ぶりに減少。内訳は、上場企業が同47人減の295人と2年ぶりの減少。グループ融合によるシナジー創出や海外事業の拡大を目指すNTTをはじめ、TDK、東芝、みずほフィナンシャルグループなどが含まれる。非上場企業は同53人減の269人と、2年ぶりに減少した。
新社長の平均年齢は上場企業が57・0歳と、同0・4歳上がった。一方、非上場企業は55・1歳と、同1・2歳若返った。
日刊工業新聞2022年8月12日