「オフィスフリー制度」を導入した配車アプリ企業の狙い
モビリティテクノロジーズ(MoT、東京都港区、中島宏社長)は、社員が全国どこの居住地からでも勤務ができる「オフィスフリー制度」を7月から開始した。社員の多様なライフスタイルへの対応や生産性向上、居住地に左右されない優秀な人材の採用につなげる狙い。
エンジニア、プロダクトマネージャーを中心とした開発系職種を対象とする。希望すれば全国どこに住んでいても勤務が可能。原則として出社する必要がなく、遠隔地から出社が必要な場合は出張とみなして各種経費を申請できる。月間総労働時間を満たせば出退勤時間を自由に設定できる「スーパーフレックスタイム制」の運用も2021年6月に始めた。
同社はタクシーの配車アプリケーション(応用ソフト)など、モビリティーサービスの提供を主力とする。
日刊工業新聞 2022年7月14日