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東急バスが東京・渋谷駅発の深夜便を廃止、テレワーク普及で決断

東急バス(東京都目黒区、古川卓社長)は、東京・渋谷駅と、東急田園都市線各駅などを結ぶ深夜急行バスと通勤高速バスの路線を7月末で廃止する。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年から運行を休止していたが、テレワークの普及など新しい生活様式の定着などを受け、今後の需要変動などを判断した結果、正式に路線を廃止することを決めた。

廃止する深夜急行バスは、渋谷駅―東急田園都市線・宮前平駅など5系統。沿線の主要な駅を経由して運行するため、コロナ禍前は渋谷で終電を逃した人の足として、人気を博していた。併せて虹が丘営業所(川崎市麻生区)と渋谷駅を結ぶ通勤高速バスも廃止する。

日刊工業新聞2022年7月5日

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