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4年ぶり“リアル開催”、世界最大級の風力見本市が水素見本市と同時開催の狙い

4年ぶり“リアル開催”、世界最大級の風力見本市が水素見本市と同時開催の狙い

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風力発電関連で世界最大級の産業見本市「ウインドエナジー・ハンブルク2022」が9月27―30日にドイツ・ハンブルクで開催される。2020年の前回は新型コロナの影響でオンライン開催だったため、4年ぶりのリアル開催。今回は水素関連の「H2エキスポ&カンファレンス」と初の同時開催となる。

ウインドエナジー展には計6万8500平方メートルの見本市会場に世界40カ国から風力発電に関わる約1400社が出展予定。3万5000人の来場者を見込んでいる。またH2エキスポは再生可能エネルギー由来のグリーン水素の製造・供給・利用に的を絞った展示会と国際会議。同時開催により、風力発電とグリーン水素との連携強化を打ち出す狙いだ。

主催者であるハンブルクメッセのベルント・アウフデルハイデ会長はオンライン会見で、ロシアのウクライナ侵攻に伴う天然ガスの受け入れ・供給停止や化石燃料の価格高騰を受け、「温暖化防止のためだけでなくエネルギー安全保障上も、これまで以上に再生可能エネが必要だ」とその重要性を訴えた。

日刊工業新聞2022年6月2日

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