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トヨタGが「人とくるまのテクノロジー展」出展、デンソー・アイシンは何を展示する?

デンソーなどトヨタ自動車グループ各社は、25―27日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で開かれる「人とくるまのテクノロジー展2022」(自動車技術会主催)に出展する。電気自動車(EV)向けなど電動化に関する新製品・新技術や安全対応、環境対策などを中心にアピールする。

デンソーは車の電動化に欠かせない小型インバーターや、燃料電池車向けに量産化した炭化ケイ素(SiC)パワー半導体などを展示する。アイシンは車の電動化に対応した製品を「アイシンEVシステム」としてまとめる。モーターやインバーター、減速機を一体にした駆動装置「イーアクスル」や、電気エネルギーの効率回収が可能な「回生協調ブレーキ」を訴求する。

このほか、ジェイテクトはイーアクスル向けに小型・軽量化し、潤滑性を高めた軸受などをPR。トヨタ紡織は運転者の眠気や疲労を推定し、眠気を抑制するシートカバーを、豊田合成は原材料調達から生産、廃棄までのライフサイクルにおける二酸化炭素(CO2)削減の取り組みを紹介する。

また、愛知製鋼は分速3万4000回転のモーターに減速機を一体化した電動アクスル(写真)を出品。トヨタ車体は自社開発の植物材料とこれを基にした自動車部品などを展示する。

日刊工業新聞2022年5月24日

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